毎号、ご好評いただいている小学館のCDつきマガジン『落語 昭和の名人 決定版』。第8巻(4月14日発売・1190円)では三代目三遊亭金馬(1894〜1964)を取り上げ、『居酒屋』『孝行糖』『藪入り』の3席をCDに収録します。
これに合わせて、『落語の蔵』で販売している三代目金馬作品をご紹介します。
戦前はレコード、戦後はラジオで、落語という伝統芸能の楽しさを全国に広めた功労者です。
人物ごとに声音や性格をはっきり描き分けるその芸は、音だけで聴いてもわかりやすく、当時の子供たちが口上を覚えてそっくり真似する、という現象まで引き起こしました。
評論家や落語通より、ラジオの前の大衆をいかに楽しませるか――金馬の残した口演は、いまだ色褪せないどころか、現代の噺家のお手本として、ますます輝きを増しています。
かつてのニューメディアに乗ったダミ声が、現代のニューメディア、インターネットで復活するのも不思議な縁。これを機会に家族・親戚・友人にも、金馬の、ひいては落語の楽しさを広めてください。
「金馬の噺はどこが面白いんだい?」と訊かれたら、「ここと〜、ここと〜」。
おあとがよろしいようで……。
(2009年4月1日掲載) |
|
|
|